アンナ・カレーニナ|子育てママの絵日記ブログ

アンナ・カレーニナ


日曜夜9時。

J-COMで毎週映画を放映しています。

それがなかなかよいものがあるのです。

昨日の晩は「アンナ・カレーニナ」

この題材はグレタ・ガルボ、ビビアン・リー、最近ではソフィー・マルソーなど、様々なキャストによって制作されてきたのですが、今回は最新、パイレーツオブカリビアンのキーラ・ナイトレイ版でした。

俳優たちの美しさになかばぼーっとして観ていましたが、

それは映画の作り方の特異性のせいだったのかもしれません。

作品の背景は貴族社会だったロシアの社交界です。

当時サンクトペテルブルグに生きた貴族たちはまるで演劇の舞台を生きているようだったといいます。

監督はその言葉とおりに物語を舞台と客席とバックステージにおいて表現していました。

アンナは自分の気持ちに正直にたぎる恋に突き進むのですが、同時に

寛容な夫、愛する息子、社交界の信用、貴婦人としての地位をなくしていきます。

そうなることでアンナは若く美しい恋人の愛を疑っていくことになるのです。

しかしそれもこれも虚構の舞台で演じられていること。

失意のアンナは凍る汽車に飛び込み命を絶ちます。

それすらも決められた筋書のように。

リアリズムの巨匠、トルストイの原作での解釈はわかりませんが、

美しい俳優陣、豪華な衣装、きらびやかな貴族社会。

おしゃべりも食事も舞踏会もオペラ鑑賞も。

愛もいさかいも。

死すらも舞台の一場面。

激しさに生きたことで逆に虚構性を強調することになった「アンナ・カレーニナ」

しかしそういう時代が確かにあったのですね。

そんななか、対照的に描かれているのは農民たちと大地を耕して質素に生きる大領主夫妻の姿です。

おだやかな情愛に満ちた関わり合い。

人間らしさとはそういうありふれた市井の営みの中に息づいているものなのでしょう。

https://rokoshira.jp/images/present/anna/visual.jpg


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posted by 子育てママの絵日記 at 17:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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